応用情報技術者試験 顛末記
2019年10月に受験した応用情報技術者試験に合格しました。
AM:91.25/100
PM:88/100
受験した際にいろいろなブログを見て情報を収集したため、恩返しとして私のケースの情報も書いておきます。
・スペック
私のスペックは下記の通り。
年齢:20代終盤
学歴:大学院博士課程前期二年の課程修了(理学)
職業:モノづくり企業にて、ソフトウェアの制御設計(コーディングはしない、できない)
関連資格:基本情報技術者(2019/4),ITパスポート(2016/12)
一応理系院卒なんですけど、大学の時はhtmlとtexのタグ打ちしかできませんでした。
・勉強法
~3か月前
メルカリで格安で購入したTAC出版の"ニュースペックテキスト応用情報技術者 平成28・29年度版"を読み、章末問題を解いた。
3か月前~2カ月前
下記にてAMの過去問を解いた。ひたすら解いた。解説を読んでわからなかった場合は上記のテキストを紐解くかググった。間違った問題は後でわかるようにしておいた。
応用情報技術者試験ドットコム
https://www.ap-siken.com/
2か月前~1.5か月前
アイテックの"応用情報技術者 午後の重点対策"(有名な緑色の本)とにらめっこして、本番の午後にどの科目を選択するかを考えた。とてつもない悪問が来た場合に備えて、必要より1科目多く勉強するようにした。
実際に私が勉強したのは下記の通り。
システムアーキテクチャ
組込みシステム開発
情報システム開発
プロジェクトマネジメント
経営戦略
コンセプトとしては、なるべく事前知識がいらない科目、でした。SQLもプログラミングもできないとなると文系的な科目を選ばざるを得ません。でも解いてみると意外と常識でいけます。
科目を選んだあとは上記の"午後の重点対策"本のうち当てはまる問題を2周した。
1.5か月前~直前
応用情報技術者試験ドットコムさんで、PMの過去問を解いた。PMの問題は使いまわしがないので一字一句を暗記する必要はないが、どういう粒度でどれくらいの深さの回答をするかを意識しながら演習した。
直前
これまで間違えた問題を再度解いてみて、今度は解けるようになっているかをチェックした。あと精神集中、瞑想。
・勉強サイクル
本腰入れ始めてからの1日当たりの勉強時間は下記です。
平日:2~3時間
AMかPMの過去問を1年分やり、○付けをし、解説を読み、解き直しが終わるまで。
休日:10時間
頭が働かなくなるまで。
・勉強場所
近所の図書館、スタバ、コメダ珈琲、など
・総勉強時間
正確には計算していませんが、150-200時間程度だと思います。
・総評
長々と勉強しただけあって、なかなか良い点数をとることができた。また、カルト4択クイズであるAM問題と違いPM問題は頭を良い方向にひねらされたり理解の浅さを責められたりして楽しみながら勉強できて楽しかった。この調子で次は高度情報に臨みたい。
おまけ
残念ながら落ちてしまった方へ、僭越ながらアドバイスさせていただきます。
AMで落ちた場合
過去問の演習が足りていないと思います。応用情報技術者試験ドットコムさんでひたすら解く+わからなかったら調べるを繰り返せばいつか合格点に達します。
PMで落ちた場合
AMは合格しているため、基本的な知識の量は問題ないと思います。何を回答すべき問いなのを意識して過去問をやってこの試験特有の感覚を身に着ければ、本番なんて恐れるるにたりません。あと一歩です。