アンパンマンの遺書

やなせたかしさんの自叙伝。

僕の中で二大妖怪漫画家の水木しげるの半生はのんのんばぁと俺とかねぼけ人生で知ってたのでもう片割れのやなせたかしさんの本を見た瞬間購入した。

虫プロやらサンリオと縁が深かったのね。で、アンパンマンで大ヒットして今日の地位に至るわけだけど、むしろアンパンマンだけに注目されるべきではなく特筆すべきはそのなんでもできる多才さかなと思う。アニメや、劇や、その他諸々。本人は口に糊するため、なんて言ってるけど、ここまでできる人今はいないでしょ。戦前の教養主義教育が良かったのか、なんでもやらないと飢える環境が良かったのか。

いずれにせよ、スマホで最適解を検索する現代では出てこなさそうな人だったんだ。